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毛髪における親水性とは?

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こんにちは♪
福山沖野上美容室covieです。

今回は毛髪に関して書いてみようかと思います(^^)

タイトルにあるように毛髪の親水性とはなんの事て思う方もいると
思いますが説明していきますね!

親水性とは簡単に言うと水と馴染みやすい状態の事です。

まずこの状態が毛髪にとっていい事なのかどうかと言う事ですが、
実は悪い事なんですよね!

水と馴染みがいいなんていい事のように感じる方もいると思うので説明します。

まず毛髪内部の水分量は、髪を完全に濡らした状態の毛髪内部の水分量は30%と
言われてます。

その水分と言っても種類があります。

1タンパク質結合水(髪をどんなに乾燥させても抜け出ない水分で髪に柔軟性をあたえてくれる)

2CMC保持水(外的刺激から守り内容成分の流出を防ぎ水分保持をしてくれる)

3NMF保持水(メラニン色素や水分を一定に保つ天然保湿因子)

4自由水(湿度の変化やドライのしすぎて影響を受ける水分)

5吸着水(毛髪内部に存在せず髪を濡らして外部から入ってくる水分)

そしてタンパク質結合水とCMC保持水とNMF保持水は全体の5%で
自由水は7%で吸着水は18%で分けられてます。
これはあくまで健康毛です!

カラーやパーマなどの薬剤によるダメージでタンパク質結合水やCMC保持水やNMF保持水は
毛髪内部から減っていくのです。

それのより外部から入る吸着水が増えてい来ます。

水分量
こんな感じですね、吸着水が増えてしまうと何が不味いというと、これを
ドライヤーでドライしてらどうなると思いますか?

 

2水分量

こんな感じに毛髪内部の水分量に違いが出てしまいます、だから傷んでるとパサつきや
艶感がなくなったりまとまりにくい髪質になるのです。
内部の結合水などがパーマやカラーリングで減っていく事で外部からの水分を吸いやすく
なってる事が毛髪における親水性とも言えるのです。

吸着水は毛髪内部に閉じ込めれないので、自由水をが抜けた時に残る水分量をはダメージ毛
だと2%ないし1%程度もしくは0%なんてことも言えますね!
怖い怖い(*_*)

なのでこの結合水などが減りにくい施術もしくは吸着水を減らす施術が大事になってくる
と思います。
それについてはまた書きます!

長々と失礼しました笑笑
読んでくれた方はありがとうございます(^^)